【テーマ別】近づきたい?!女性の魅力的な怖さを堪能できる悪女系作品7選

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女性の怖さを堪能できる悪女系の作品をまとめて紹介!

怖いもの見たさってありませんか?

現実では絶対に近づきたくはないけど、小説の中でなら体験できる。
読書の醍醐味ですね!

今回の記事では、「悪女」が主役の作品を7作品選んでみました。
女性の魅力的な怖さをご堪能ください。

それではどうぞ!

悪女系小説

「白夜行」東野圭吾

・2005年 舞台化
・2006年 ドラマ化
・2011年 映画化 (2009年には韓国でも映画化)

亮司と雪穂の二人の周囲に見え隠れする犯罪の形跡。しかし、証拠はなにもない―。

200万部突破の東野圭吾さんの名作。
雪穂の魅力に魅了された方は多いのではないでしょうか?!

ドラマや映画を見たという方も、是非、原作の細かな描写を楽しんでいただきたい。

伏線の数々、見事なストーリー展開に余韻の残るラスト。
まさに傑作です!

「リカ」五十嵐貴久

・デビュー作
・第2回ホラーサスペンス大賞
・2003年、2009年、2021年 ドラマ化
・2021年 映画化

ちょっとした出来心で、出会いサイトに手を出し、そこで知り合った「雨宮リカ」という女性にストーキングされ追い詰められていくサラリーマンの姿を描いた作品。

もはや悪女を通り越して、モンスター!
絶対に近づいてはいけない女No.1でしょう。

徐々に追い詰めれていく恐怖、そして、リカの狂気。
ゾワゾワする怖さを味わえます。

こちらの作品は、シリーズ化していて、更に深く「リカ」の恐怖を堪能できます。

リカシリーズについては、別の記事でまた紹介します!

「嗤う淑女」中山七里

中山七里さんの「嗤う淑女シリーズ」第一弾。
目鼻立ちがはっきりした端正な顔立ちで、8頭身の完璧なモデル体型の「蒲生美智留」。
悪女なのに、騙された当事者達は誰も美智留のことを恨んでいない。という悪女らしからぬ作品。

気持ちが良いほどの「悪女」を堪能できる。
章ごとに事件の当事者が語る形式で書かれていて、スピード感もあり面白い!

【嗤う淑女シリーズ】
1.嗤う淑女
2.ふたたび嗤う淑女
3.嗤う淑女 二人

「噂の女」奥田英朗

・2018年 ドラマ化

中古販売店の事務から、高級クラブのママまでのし上がった「美幸」
美幸が通り過ぎた後には常に黒い噂が…という作品。

10篇の短編からなる連作短編集。

連作短編なので、読みやすく、「美幸」が少しずつ 少しずつ、のし上がっていく様子を1作毎に楽しめる作りになっています。

章ごとに語り手が変わっていくので、飽きることなく楽しめました!

「暗黒女子」秋吉理香子

・2017年 映画化

一人の生徒の不可解な死を巡って、文学サークルのメンバーらが朗読でそれぞれ犯人だと思う人物を告発していく物語。

文学サークルの恒例行事である「闇鍋」をしながら、それぞれが朗読で自分の考えを発表していくのだけど、この薄暗く、甘美な雰囲気がすごくいい。

そもそも、そんな危険な話をしながら闇鍋を食べる勇気よw

作品の世界観、二転三転していく展開、驚愕のラストと、もう面白くないわけがない!
背筋が凍るような世界観、是非味わってみてください。

「ほかに誰がいる」朝倉かすみ

憧れの”あの人”への想いを貫くあまり、人生を狂わせていく女子高生の物語。

ページ数は少ないので、あさっりしているかと思いきや、そんなことは全然ない。
とにかくもう愛がすごい!

妄想全開!思い込み全開!そして、暴走へ―。

最初から最後まで飛ばしっぱなしで、怖いんだけど、信じられないぐらいの純粋さでラストには何かちょっといとおしくなる。そんな作品です。

「私たちの退屈な日々」多島斗志之

どれも比較的地味目の女性が主役の7篇からなる短編集。

「悪女」まではいかないかも知れないけど、それぞれの物語の最後には女性の怖さがキラリと光るちょい毒な作品。

短編なので、あっという間に読めるうえ、読後はちょっと女性への見方が変わってしまうかもw

個人的に印象的な作品なので、紹介させていただきました!

終わりに

いかがでしたでしょうか?
女性の怖さって、何か魅力的ですよね!(物語の中限定で)

どれも面白い作品なので、本選びの参考にしてもらえたら嬉しいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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