
「原田マハ」さんのおすすめ作品を紹介!
作家だけでなく、キュレーター(※)としても活躍されている原田マハさん。
※キュレーター:博物館や美術館などで、収集された資料に関する鑑定や研究を行い、学術的専門知識をもって業務の管理監督を行う専門管理職
2021年には、2作品が映画化されるなど、快進撃が続いています。
(映画化作品:キネマの神様、総理の夫)
原田マハさんの作品は、キュレーターならではの美術に関する知識を活かした作品や、
人の成長を通して元気をもらえる作品がたくさんあります。
とても言葉が綺麗で力強く、活力をもらえるので、新年1冊目は原田マハさんの作品を読む!
という、謎のマイルールが私の中では出来上がっています。
この記事では、私なりに選んだ8作品を紹介したいと思います。
個人の感想なので、そこはご理解ください。
それではどうぞ!
美術がテーマの作品
楽園のカンヴァス

・第25回山本周五郎賞受賞
原田マハさんの代表作ととも言える作品。
ニューヨーク近代美術館のキュレーターが、ルソーの最晩年の名作「夢」に酷似した作品の真贋判定を依頼される。
手がかりとなる謎の古書、タイムリミットは7日間。
アート作品でありながらも、ミステリーとしても傑作。
ルソーとピカソはもちろん、登場するキャラクターの絵画にかける思いがぎっしりと詰まっていて、絵画の知識がなくても、あっという間に引き込まれます。
読み終わった後は、美術に、そして、ルソーに詳しくなった気になります(勘違いw)
これをきっかけにアートに触れてみるのもいいですね!
たゆたえども沈まず

栄華を極めるパリの美術界を舞台に、炎の画家「ゴッホ」の生涯を、日本人の画商と、ゴッホの弟で画商の「テオ」の視点から描いた作品。
「ゴッホ」といえば、「ひまわり」は有名ですが、他の作品や、波乱万丈な人生を知る人は少ないのではないのでしょうか?
私も何も知りませんでした。むしろ、知らないからこそのめり込みました。
もちろんフィクションですが、史実を織り交ぜながら臨場感たっぷりに描かれた本作を読むと、今までとは違う視点を持つことが出来る気がします。
読み終わると、美術に、そして、ゴッホに詳しくなった気になります(勘違い。2回目w)
沖縄が舞台の作品
カフーを待ちわびて

・デビュー作
・第1回日本ラブストーリー大賞受賞
・2009年 映画化
沖縄を舞台にした恋愛小説。
沖縄県与那喜島でのんびり暮らす友寄明青(ともよせ あきお)のもとに、一通の手紙が届く。
明青が冗談で絵馬に書いた言葉「嫁に来ないか」を見て、「その言葉が本当なら私をお嫁さんにして下さい」と。
タイトルの「カフー」とは沖縄の方言で「幸運」「果報」という意味があります。
沖縄の綺麗な描写とのんびりした雰囲気、そして、青年と女性の初々しさ、とても胸がほっこりする素敵な作品です。
沖縄に行きたい、真っ直ぐな恋したい!って思うはず!
風のマジム

沖縄県産のサトウキビを使って、沖縄でラム酒(アグリコール・ラム)を作りたい!という想いを、
実現するため奔走する女性を描いた作品。
この話は、実話がベースになっていて、実際にモデルになった女性、ラム酒が存在します。
自分の想いを実現するため、全力で真っ直ぐに向き合っていく姿に元気と勇気をもらえます。
沖縄が好き、お酒が好きという方には、ぜひ読んでもらいたい作品です!
再生・成長を描いた作品
生きるぼくら

ひきこもりだった麻生人生が、祖母のために取り組んだお米作りを通して、食べることの大切さ、家族のありがたさを噛みしめる成長物語。
引きこもりの麻生人生、祖母、対人恐怖症の中村つぼみ。
三人がそれぞれの悩みを抱え、道に迷いながらも、少しずつ成長していく姿に胸が熱くなる。
読み終わった後は、すごく温かい気持ちになるのと、同時に、おにぎりが食べたくなります。
読み終わる前に、お米を炊いておくことをおすすめします!
キネマの神様

・第8回酒飲み書店員大賞受賞
・2021年 映画化
無職になった39歳の女性、そのタイミングで父が病に倒れ、借金があることが判明。壊れかけた家族に起こる奇跡の物語。
帯に書かれた原田マハさんの言葉
「いちばん好きな映画を、いちばん好きな人と観に行ってください。本作を読んでから。」
この言葉通り、読み終わった後は映画館で映画を見たくなる。
映画に対する強い思いだけでなく、家族や同僚、友人など人との繋がりの大事さを感じられる。
心の中に小さな暖かい火を灯してくれる。そんな温かい作品です。
お仕事系作品
本日は、お日柄もよく

・2017年 ドラマ化
結婚式で出会った、スピーチライターを名乗る人物に魅了されたOLの奮闘を描いたエンタメ作品。
原田マハさんの言葉の魅力が濃縮された作品。
冒頭の結婚式のスピーチで、いきなり泣かされます。
言葉の一つ一つがとても魅力的で、言葉にはこんなに力があるんだと実感させられます。
私もこんなふうに相手に気持ちを伝えられたらいいのにと、心から思いました。
結婚式のスピーチのコツも載っていて、いつか自分がスピーチする時に役立てようと密かに企んでいます。(まだ機会は来てないけど)
旅屋おかえり

・第12回エキナカ書店大賞受賞作
・2022年 ドラマ化予定
売れないタレント・丘えりかが、とあるきっかけから旅の代行業を始め、人々を笑顔にしていく物語。
旅は自分で行くから楽しいのであって、旅代行業なんて需要ないでしょって最初は思ったけど、見事な文章力と構成で、現実に存在するのか?って思うほどのリアリティがあります。
丘えりかの人間としての成長、人との繋がりの大事さや、旅への愛がぎっしり詰まっていて、とても前向きなれる作品です。
旅っていいな、行きたいな〜って強く思います。(コロナ禍に読んだのでなおさら)
終わりに
いかがでしたでしょうか?
原田マハさんの作品はどの作品も読んでよかった!と思える作品ばかりです。
大好きな作家さんなので、これをきっかけに、1作でも読んでいただけたら嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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